

通常販売されている日本酒は アルコールや糖分などを添加し
又、活性炭を利用して色や雑味を抜くなど人工的加工をほどこしてありますが
この酒は、全く自然の力を利し、てんの慈しみを受けて造られた物であります。
自然のままに造られた酒は、しぼられてすぐは荒々しく
これがまろやかな美酒となるかと思われる味をしています。
土用を越し、山里では朝夕の寒さを感じる頃に
寒造りの酒をひやおろしとして新酒蔵出しを致します。
暑さ寒さを通って、酒はすっかり角がとれ
荒々しいものがすべて美味と化してしまうのは自然の妙と言えましょう。
桜も咲き、山菜と共に召し上がるころには、やさしい味となっております。
この様に四季を巡り酒の味は、変わって参るのが自然の酒であります。




